ただいま絶賛発達中【HSPと周辺視過敏と生きづらさと】
2020.11.13
これはおそらく私が3年前に眼鏡屋さんを初めて以来最大の発見だと思います。
まぶしさを感じやすい人たち。しかも・・・
前方よりも真横や上など周辺部から入る光を特に眩しいと感じる。ぼくはその状態(症状)を【周辺視過敏】と便宜上呼ぶようにしました。
周辺視過敏の人たちは困っています。
自分をどうあつかっていいかわからないように見えます。
能力あって、病気でなくて、でも自分の扱いに困っているひとたち。
こんな特徴にいくつも当てはまると周辺視過敏かもしれません。
☐どうしても人の目が気になる
☐相手の反応をいちいち気にしながら話す
☐自分と他者との境界線があいまいだと感じる
☐天井の明かりが気になり集中しにくい
☐人混みが苦手
☐乗り物酔いしやすい
☐人にどう思われるかをどうしても考えてしまう
☐話しの途中で自分でも何を言いたかったかわからなくなる
☐強い光やLED、日光などの眩しさが苦手
☐部屋の隅っこの充電灯のような小さな光がとても気になる
☐つばのある帽子をかぶると落ち着く
☐後ろや横など周囲でモノやヒトが動くと反応する
☐作業に集中するのに苦労がいる
☐集団での会話のとき人の視線や様子に特に緊張する
☐押入れや暗いところに隠れるのが好きだった
☐LEDや眩しい照明が苦手
☐ブランコや回転遊具など、動くものを見ると酔う
☐サングラスをかけるとしんどさや苦しさを感じる
周辺視過敏をどうやって発見したかというと
メガネフレームの色を変えるだけで楽に見えるようになる人や、
オーバーグラス(眼鏡の上にかける眼鏡で周辺部からの光が入らない)
をかけると、自分の考えを話しやすくなる人が何人もいたからです。
周辺視過敏があるとサングラスが逆効果になることがあります。
なぜなら、サングラスで正面の眩しさが抑えられると、
周辺部から入ってくる光が相対的に眩しく強調されるからです。
眼鏡のフレームの色を間違ってしまうと、それだけで目が疲れてかけられなくなります。
そしてここからはまだ仮説ですが、
周辺視過敏は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)や
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)と言われる過敏体質の人たちの特徴とかなり合致します。
HSPやHSPは医学的診断ではないので、その名称自体に賛否両論がありますが、
私は、周辺視過敏(原因)によってHSP(結果)の特徴が出ていることが間々ある、と見ています。
人間の視野は周辺視が9割以上で、しかも無意識の脳とつながっています。
ですから周辺視過敏性が高いと、
注意しよう、考えようとしても思い通りにできない。
自分でもなぜそんなに人のことを気にしてしまうのかわからない。
意識ではコントロールできないことを多く抱えている。
周辺視過敏にあてはまるかも?と思う人は、以下のようなことを取り組んでみてください。
◯帽子を深くかぶる
◯麦わら帽など大きなつばの帽子にする
◯真上の電気を消す、暗くする
◯大きなサングラスやオーバーグラスを選ぶ
◯花粉対策の眼鏡をかけてみる
◯メガネフレームを自分にとって最適な色にする
◯勉強するときなど、横に仕切りをつける
周辺視過敏には、脳幹や腸の状態が関わっていると考えています。
これから周辺視過敏という状態(症状)があることの啓蒙活動を広げていきたいと思っています。
当てはまるという方は、ぜひ声を聞かせてください。
どういう対策が効果があったかを教えてもらえると嬉しいです。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。