開発者 灰谷孝ブログ

ただいま絶賛発達中【色がみえないことと才能の関係】

僕は色覚異常を持っています。赤色がみえにくい色弱です。
 
それでどんなことが難しかったかというと
 
●信号の赤色がわかりにくい
→位置で覚えているが、たまに並びがわからなくなって混乱する
 
●黒板で赤色チョークを使われるとチカチカして非常に見えにくい
→なんとか頑張って見るが板書が追いつかない
 
●焼き肉の焼き色がわかりにくい
→「まだ焼けていない」と言われるので、焼き奉行をしたくない。(実はこれが一番のコンプレックス)
 
●グレーのストライプのスーツを来ていたら「灰ちゃんピンクってw」と言われた
→服選びが不安になる
 
などなど。
 
大人になってから色覚補正できる眼鏡を4~5万円で購入してみたら
 
・オレンジがオレンジ色で感動
 (黄色だと思っていた)
・薪ストーブの炎が赤くて感動
・夕焼けが赤くて超感動!
 
僕が小学校のときには、石原式という点描の中の数字を読む検査や、パネルD-15テストという15個の駒を色の順番に並べる検査をやっていましたので、子どものころから自分が「色覚異常」であると知っていましたが、今は検査を学校ではやらないそうで、存在を知らない人も多いようです。
 
男子は20人に1人は色覚異常と言われていますので、クラスに2人くらいはいることになります。
 
僕は色覚「異常」と呼ばれていることに今まで何も思いませんでしたが
「色覚がサイヤ人」とか
「赤い彗星的色覚」とか
「メタルスライム色覚人種」とか
言われたほうが面白いですね。
 
なんでかというと僕は
色覚異常は才能だと実感しているからです。
オリバー・ストーンの「色のない島へ」という本に、近親婚の連続のために、住人の約10人に一人が色盲の遺伝子を持つ人たちの話や、色覚異常の猿の話が出てきます。
 
色覚異常は僕なりに一言でいうと
「人には見えない解決策を見つけられる」
という能力を持っている遺伝子だと考えています。
 
色盲の猿は、色がわかる猿と比べて夜に果実を見つけることに長けているそうです。
なぜなら、赤色が見つけにくい代わりに形を見分ける能力が伸びたからです。
 
人間は、色を2つの領域で見ています。
一つは目の網膜で、もう一つは脳内です。
つまり網膜で波長を色に変換し、
脳でさらに色を作り出しています。
 
色覚異常を持っている人たちは、そうでない人たちに比べて
形を判別する(知覚)能力に長けていたり、独自の色つけをして価値を生み出したりできるポテンシャルを持っているということです。
 
実際に、色覚異常の人たちは独自の理論やロジックを持って、ユニークなものの見方ができる人たちだと感じています。
 
だから、眼鏡をつくりに来てくれた子どもたちがメタルスライム色覚だったら、
「自分の見方、考え方を大事にして、周りにそれを伝える努力を怠らないでね」
と伝えています。

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