開発者 灰谷孝ブログ

ただいま絶賛発達中【原始反射と生きづらさについて】

私には軽く学習障害がありますし、軽く吃音もあります。
 
でも、普通に接している人にはわからないくらいです。むしろ、その特徴を逆手にとって、人にはなかなかできないことができるようになっていると思うので、そういう自分であるということを他者に理解してもらうのはなかなか難しいことを知っています。
だからそういう話はほとんど誰にもしません。
 
できるとできないの間には「頑張ってできている」の領域があって、そういう自分があるという自己理解が進むと、生きやすくなるだけではなくて、本当の能力が開花するのだと信じています。
 
それを、ぼくは子どもたちから教えてもらいました。
 
「頑張ってできている」その領域にも僕は「原始反射」という赤ちゃんのときの動き=脳幹の状態、が関わっていると考えています。
 
例えば僕の学習障害は、書字障害と呼ばれる書く事に関することで、そういえば昔から書くことが苦手でした。
 
高校のときは、記述式だとテストの点数ががくんと落ちます。マークシートだと点数があがります。ですから、大学に行くためにはマークシート式の入試のところしか受けませんでした。
 
また、小学生のころ、自分でとても不思議だったのは、日によって自分の書く文字の綺麗さ汚さが大きく変わることです。自分で惚れ惚れするような字をかける日もあれば、どう頑張っても字が汚くて困っちゃう日もあるので、自分で自分のことがわからなくなる感じです。
 
感想文というものがとても嫌い、というかなんであんなものがみんな書けるのかわからない感覚もありました。大人になってからは年賀状という風習がとても苦手で、手が疲れるし、すごい時間もかかる。何を書いてイイかわからなくなる。でも、年賀状をこまめに出す人が「できる社会人」という印象があったために、年賀状を書かない自分を許せるようになったのは、原始反射に出会った後、まだ最近です。
 
ある医療関係者などは「(最近の論文では)原始反射は存在しない」と言っているようですが、子どもから大人まで、重度の方からハイパフォーマーまで人間の仕組みを観察して神経系の働きを深く考えていったら「反射」という仕組みを理解せずに、どう人間を理解しようとしているのか不思議でしょうがないです。
 
最近は原始反射についての投稿をあまりしなくなったのですが、現在仕事にしているイノチグラス(眼鏡)も反射統合(反射の高次化)を目的に作ったものです。
 
反射という身体の仕組みを知ることは、現代において大人が進化進歩していくために必要不可欠なものであると考えていたところに、
先日さとう式リンパケアの佐藤先生とお会いする機会を頂き、あっという間の時間でしたが、佐藤さんのシンプルなケア手法と、深い理論や理念に感銘を受けました。
 
人間は(反射)(反応)(対応)(意図)それぞれの状態を行き来しながら生きています。
 
反射=衝動 わかっちゃいるけどどうにもならない
反応=気分 だって嫌なんだもん
対応=規範 みんな(ずっと)そうしてるし
意図=選択 ↑全部あるけど私はこれを選ぶ
 
大人の発達とは、意図する脳をもっと今より使えるようになることです。それが難しい現代ではあるけれど、それは可能なことです。

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